パリ五輪メンバー発表前最後の一戦…U-23日本代表、敵地でアメリカに完勝

U-23日本代表

 国際親善試合が11日(日本時間12日)に行われ、U-23日本代表はU-23アメリカ代表と対戦した。

 先日行われたAFC U23アジアカップ カタール2024で4大会ぶりの優勝を成し遂げ、パリオリンピック2024出場を決めたU-23日本代表は、アメリカ遠征を行なっており、同じくパリ五輪に出場するU-23アメリカ代表と対戦。なお、非公開となったが、7日に開催された試合に続いて、U-23アメリカ代表とは2連戦目となった。

 試合は開始早々の5分に斉藤光毅のクロスが相手のハンドを誘い、PKを獲得すると、キッカーを務めた藤尾翔太がこれを左に決めてU-23日本代表が先制に成功した。その後、山本理仁が相手のシュートブロックに入った際にボールが頭付近に当たったことでそのまま担架でピッチを後にし、25分に川﨑颯太との交代を余儀なくされた。

 このまま前半を終えると、U-23日本代表は後半開始から斉藤光毅と藤尾翔太を下げて、平河悠と細谷真大を投入した。そして、69分には三戸舜介がドリブルでペナルティエリア内に侵入してシュートを放つと、このこぼれ球に反応した細谷が押し込んで、追加点を挙げた。

 試合はこのまま2-0で終了。U-23日本代表はパリ五輪メンバー発表前最後の一戦を勝利で終えることに成功した。

【スコア】
U-23アメリカ代表 0-2 U-23日本代表

【得点者】
0-1 6分 藤尾翔太(PK/U-23日本代表)
0-2 69分 細谷真大(U-23日本代表)

【スターティングメンバー】
U-23日本代表
GK:小久保玲央ブライアン
DF:半田陸西尾隆矢大畑歩夢(77分 関根大輝)、高井幸大
MF:山本理仁(25分 川﨑颯太)、藤田譲瑠チマ、三戸舜介(81分 佐野航大)、斉藤光毅(46分 平河悠)
FW:藤尾翔太(46分 細谷真大)、荒木遼太郎(68分 佐藤恵允)

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