インテル、インザーギ監督に新契約を提示へ!…年俸額は約11億円、期間は2027年夏までか

シモーネ・インザーギ監督

 インテルがシモーネ・インザーギ監督との契約延長に向けた交渉に臨んでいるようだ。6日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在48歳のインザーギ監督はラツィオでトップチームや下部組織を率いた後、2021年6月にアントニオ・コンテ監督(現:ナポリ)の後任としてインテルの指揮官に就任した。初年度から2年連続でコッパ・イタリアとスーペルコッパ・デ・イタリアーナを制覇すると、迎えた2023-24シーズンはセリエAで序盤から首位を独走。29勝7分2敗という圧倒的な成績でスクデットを獲得すると、スーペルコッパ・デ・イタリアーナでは3連覇を達成した。

 そんなインザーギ監督とインテルの現行契約は2025年6月末で満了に。今回の報道によると、クラブ側は残り1年となった指揮官との契約を延長するべく、代理人との正式な話し合いを行なっているようだ。現時点で協議されているのは延長オプションの付随した2027年6月末までの契約で、年俸額は650万ユーロ(約11億円)に達する可能性があるという。

 なお、両者の交渉は順調に進展しており、既に詳細部分の調整段階にまで達している模様。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、詳細部分についての話し合いが残されていることを指摘しつつ、「シモーネ・インザーギとインテルは新契約合意へ前進した」と伝えている。

 加えて、インテルは現在のスカッドで中心的役割を担っている主力選手との契約延長交渉も進めているとのこと。ロマーノ氏によると、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとイタリア代表MFニコロ・バレッラの2名については、新契約の締結に近づいているようだ。

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