トッテナム指揮官、今夏の移籍市場でのチーム刷新を望む「変化が必要」

アンジェ・ポステコグルー

 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、今夏の移籍市場でチームに“変革”をもたらすことを望んでいると明かした。3日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えた。

 トッテナムは今シーズンから就任したポステコグルー監督の下、開幕10戦で8勝2分のロケットスタート。しかし、その後は選手層の薄さが露呈して徐々に失速し、現在はリーグ戦3連敗中だ。1試合消化が多い4位アストン・ヴィラとの勝ち点差は「7」開いており、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に黄色信号が灯っている。

 5日にプレミアリーグ第36節リヴァプール戦を控えるなか、ポステコグルー監督は来季に向けたチーム作りに言及。「私はこのチームを変えなければならない。私たちのサッカーができると思うチームを作らなければならないからだ。そのためには、何人かは去る必要がある」と、今夏の移籍市場で戦力の入れ替えを行いたい意向を公言した。

「変化が必要なんだ。変化を起こさなければならない。2つの移籍市場があったし、選手の成長もあったのは確かだが、まだまだ先は長い。リヴァプールにしてもアーセナルにしても、彼らの旅の始まりから、大会で優勝したり、成功を収めたりする頃には、チームはほとんど別物になっているんだ」

 新体制になってから完全移籍で獲得したイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ、オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン、イングランド代表MFジェームズ・マディソン、ウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンは軒並みヒット。それだけに、ポステコグルー監督のスタイルに合致した新戦力を連れてくることができれば、来季の“スパーズ”はより充実したシーズンを送ることができるかもしれない。

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