FIFA、北朝鮮に約167万円の罰金支払いを命じる…2次予選第4節日本代表戦は没収試合

北朝鮮代表

 FIFA(国際サッカー連盟)は2日、没収試合となったFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選・グループB第4節の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表対日本代表に関するFIFA規律委員会の処分内容を発表した。

 当初、同試合は3月26日に平壌での開催が予定されていたものの、日本で21日に行われた第3節(○1-0)の終了直後に急きょ中止となったことが明かされた。問題と試合結果を付託されたFIFA規律委員会は3月30日付けで、北朝鮮代表の0-3敗戦として没収試合となることを発表。この結果、日本代表が勝ち点「3」を獲得し、4連勝となったことで2試合を残して3次予選(最終予選)への進出が決定していた。

 上記の決定はJFAにより明かされたものだったが、今回はFIFAが公式HPを通して処分内容の詳細を伝えた。没収試合となること、日本代表に勝ち点「3」が加えられることなど、既出の情報に変更はないものの、追加で北朝鮮サッカー協会に対する追加制裁を発表。10,000スイスフラン(約167万円)の罰金支払いを命じたことを明かした。

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