福岡が鳥栖に3発完封勝利! 今季5度目の九州ダービー制して5戦無敗

 明治安田生命J1リーグ第30節が25日に行われ、アビスパ福岡とサガン鳥栖が対戦した。

 JリーグYBCルヴァンカップと天皇杯も含め、今季すでに4度対戦している両者。5度目の“九州ダービー”は開始直後から激しい攻防が繰り広げられるなか、鳥栖は10分に決定機を迎える。樋口雄太のスルーパスに抜け出した白崎凌兵がグラウンダーで折り返し、山下敬大がダイレクトで合わせたが、シュートはわずかに右に外れた。

 試合の均衡が破れたのは41分、福岡が先制する。相手GKパク・イルギュのゴールキックを志知孝明が頭で跳ね返すと、このボールにフアンマ・デルガドが抜け出す。フアンマは寄せてきた相手DFフアン・ソッコを抑えて、右足でゴール左下に突き刺した。

 鳥栖は前半終了間際、ペナルティエリア手前から中野嘉大がエリア右にスルーパスを供給。反応した小泉慶が折り返すと、山下が押し込んでネットを揺らす。しかし、オフサイドで得点は認められない。

 ビハインドで折り返した鳥栖は50分、小屋松知哉が左サイドからインスイングのクロスを供給。ボールはエドゥアルドと競った相手DF志知の頭に当たってゴールに向かうが、相手GK村上昌謙にセーブされる。その直後には左サイドの深い位置でスローインを受けた小屋松がカットインから右足を振り抜くが、左下を狙ったシュートは村上にセーブされる。さらにこぼれ球から2次攻撃を展開し、最後はペナルティエリア手前で小泉が右足を振り抜いたが、シュートは枠を外れた。

 68分、福岡がリードを広げる。ハーフウェーライン付近でのボール奪取から、前寛之が相手DFの背後にスルーパスを供給。抜け出した山岸祐也はペナルティエリアに侵入すると、相手GKをかわしてシュートを放とうとする。その前に相手DFエドゥアルドにスライディングでブロックされるが、ボールは山岸のひざに当たってゴールに吸い込まれた。

 試合終了間際、福岡が勝利を決定づける3点目を獲得する。敵陣深い位置でボールを奪回し、前の鋭い縦パスからジョルディ・クルークス、重廣卓也がワンタッチでつなぎ、渡大生にボールが渡る。渡は右足を振り抜いてゴール左下隅に流し込んだ。

 試合はこのまま終了し、福岡は2試合ぶりの白星で4戦無敗、鳥栖は4試合ぶりの黒星となった。また、今季の両クラブの直接対決の成績は福岡の3勝1分1敗となった。次節、福岡は10月2日にホームで清水エスパルスと、鳥栖は同3日にアウェイで徳島ヴォルティスと対戦する。

【スコア】
アビスパ福岡 3-0 サガン鳥栖

【得点者】
1-0 41分 フアンマ・デルガド(福岡)
2-0 68分 山岸祐也(福岡)
3-0 90+4分 渡大生(福岡)

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