名古屋、清水とドローで連勝が3でストップ…前田の鮮烈ミドルで先制も同点弾許す

 29日に明治安田生命J1リーグ第27節が行われ、名古屋グランパスと清水エスパルスが対戦した。

 前節終了時点で4位の名古屋は、現在リーグ戦3連勝中。勝ち点差1で3位に位置していたヴィッセル神戸が28日に敗れているため、3位へ浮上するためにもホームで勝ち点3を掴みたい一戦となった。一方の16位・清水は、J2降格圏17位・徳島との勝ち点差が2。リーグ戦7試合ぶりの勝利を目指し『豊田スタジアム』へと乗り込んだ。

 序盤から名古屋がボールを保持し、清水は日本代表にも選出されたGK権田修一を中心とした組織的な守備で応戦。なかなか決定機が生まれない堅い展開となる。

 しかし、徐々に時間が経ち両チームともに攻撃に脅威が増してくると、40分には名古屋が清水ゴール前で細かいパスワークを見せ得点へと迫る。ただ、あと一歩のところで権田がボールをかき出し、ゴールとはならず。清水も、42分にDF片山瑛一の左クロスからFW藤本憲明がヘディングで合わせるが、ボールはGKランゲラックの正面。結局、前半はスコアレスでハーフタイムを迎える。

 後半、最初のチャンスは名古屋。49分、FW柿谷曜一朗が敵陣ペナルティエリア右へパスを送ると、走り込んだFWマテウスが左足ダイレクトで強烈なシュートを放つ。しかし、ボールは権田の正面で先制点には至らない。51分には左サイドからのDF吉田豊の右足クロスにFW前田直輝が飛び込むが、わずかにボールは触れられず。ただ、徐々に名古屋がペースを掴んでいく。

 すると57分、名古屋が先制に成功した。高い位置からプレッシャーをかけ敵陣でボールを奪い、MF長澤和輝が素早く前方へパスを供給。ボールを受けた前田がペナルティエリア手前から豪快に左足を振り抜くと、ボールは鋭い軌道でゴール右上へと突き刺さった。前田の鮮烈なミドルシュートで、ついに名古屋がリードを奪う。

 しかし、清水も74分に反撃を見せる。敵陣右サイドでパスを受けた藤本が右足でクロスを供給。ペナルティエリア内で待っていたT・サンタナは、右足ダイレクトで左のサイドネットへとボールを流し込んだ。スコアは同点となる。

 勝ち越したい名古屋は84分、途中出場FW金崎夢生のパスからマテウスがシュートを放つが、ボールは大きく枠の外。清水も後半アディショナルタイムに片山、藤本がシュートを打つものの、逆転ゴールを決めるには至らなかった。

 そして試合は結局1-1で幕を閉じ、連勝が3でストップした名古屋は3位浮上のチャンスを逃す結果となった。一方、清水は引き分けに持ち込んだが、リーグ戦7試合未勝利となっている。

【スコア】
名古屋グランパス 1-1 清水エスパルス

【得点者】
1-0 57分 前田直輝(名古屋グランパス)
1-1 74分 チアゴ ・サンタナ(清水エスパルス

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