浦和監督、FW安部裕葵は「かなり状態が良くなってきた」 残り2戦は「新たなやり方を試す」
J1浦和のマチェイ・スコルジャ監督が28日、アウェーの福岡戦(30日、ベススタ)に向けてオンラインで会見し、残り2戦での起用方針などに言及した。
現在10位の浦和は、すでにJ1残留が確定。同監督は残り2試合について「少なくともトップ10を目指して今シーズンを終わらせたい。同時に、今までベンチスタートが多かった選手にプレーする機会を与えるチャンス。来季に向けて新たなやり方を試すこともできる」と期待を寄せた。
今季限りで現役引退する元日本代表FW興梠慎三、同MF宇賀神友弥らの起用について「残りの試合で彼らがプレーする可能性はある。いい機会だと思う」と前向きに語った。
また、昨夏の加入から相次ぐ負傷などでリーグ戦の出場機会がないFW安部裕葵について「昨シーズンと比較するとかなり状態が良くなってきている。戦う状態に近づきつつある」とし、残り2試合でのプレー可否を聞かれ「ノーとは言えません」と不敵に笑った。
アウェーの福岡戦は直近3年勝ちなしの鬼門。スコルジャ監督が率いた昨季はルヴァン杯決勝で敗れた因縁もある。指揮官は「福岡戦では新たなポジションでプレーする選手もいる。来季のことを考えて新たなセットアップなども試すが、これはリーグの戦いであり、我々は浦和レッズだ。正しい姿勢でしっかりと勝ちにいく姿を見たい」と必勝を掲げた。
11/28 19:21
スポーツ報知