バーレーンとオーストラリアは2―2の引き分け C組2位以下は勝ち点1差に5か国がひしめく大混戦
◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第6戦 バーレーン2―2オーストラリア(19日、バーレーン・リファー)
2026年北中米W杯アジア最終予選が各地で行われた。日本と同じC組のバーレーン(FIFAランク76位)はホームでオーストラリア(同24位)と対戦し、2―2で引き分けた。同組はオーストラリアを勝ち点差1で4か国が追いかける展開となり、W杯自動出場枠の2位以内の争いが激化してきた。
試合は開始直後に動いた。前半1分、バーレーンDFバケルの短いバックパスに、オーストラリアFWイェンギが反応。GKルトファラもかわしてゴールに流し込み先制点を奪った。リードを奪ったオーストラリアはその後も敵陣でボールを回し、主導権を握って前半を終え、1―0で折り返した。
後半はバーレーンがカウンターからチャンスを作り反撃に転じた。そして同30分、途中出場のFWアブドゥルジャバールが味方のロングパスの跳ね返りに反応。前に出ていたGKライアンの動きを見て大きく弧を描くロングシュートを無人のゴールに蹴り込んで同点。さらに2分後には相手が頭に当てた左クロスが右のゴールポストに当たり、アブドゥルジャバールの足元へ。それを蹴り込んでバーレーンがわずか2分間で逆転に成功した。
だが後半アディショナルタイム。オーストラリアは左クロスのこぼれ球を、イェンギが蹴り込み瀬戸際で同点に追いつき、試合はそのまま終了した。
オーストラリアはC組2位、勝ち点6のバーレーンは得失点差で中国を上回り同組5位となった。C組は勝ち点7のオーストラリア、勝ち点6でインドネシア、サウジアラビア、バーレーン、中国が並び、2位以下が勝ち点1差にひしめく大混戦となった。
日本は来年3月20日にホームでバーレーンと対戦。勝てばC組2位以上が確定し8大会連続のW杯出場が決まる。
11/20 05:28
スポーツ報知