レーザー光線を浴びた鈴木彩艶「ピカッときますね。まあ『なんかやってるな』ぐらいです」と平常心

◆２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選▽第６戦　中国１―３日本（１９日、中国・アモイ）

　日本は中国を３―１で下し、年内最終戦を勝利で締めくくった。前半にセットプレーから２点を奪い、後半にもＦＷ小川航基がこの日２点目を挙げた。

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　１失点こそしたが、ＧＫ鈴木彩艶が安定感あるプレーで勝利に貢献した。前半１７分過ぎに、レーザーポインターとみられる緑色の光線を浴びる事態に見舞われたが、「ピカッときますね。まあ『なんかやってるな』ぐらいです」と笑顔で回想。「今日は乱入者がいたりとかいろいろな部分があったけど、自分たちのやるべきことに集中していたのでそこはよかったなと思う。海外でプレーしていればいろいろなことがあるので、自分は全く気にならない。普段通りです」と意に介さなかった。

　アジア杯では不安定なプレーも見られたが、最終予選では６試合で２失点と安定。表情や佇まいからも、自信がうかがえる。「アジア杯の反省として、力を入れすぎると広い視野で見れなくなってしまうなと。そこをいい具合にプレーできているのは、セリエＡの経験もそうだし、まだまだよくしていかないといけないが、少しずつよくなっているところだと思う」と力強く語った。

　日本サッカー協会の宮本恒靖会長も「レーザーポイントはたぶんやっている人は気づかないですね。上から見るとあれですけど」と語った。