森保ジャパン、アウェー初スタメンの久保建英のクロスに小川航基がヘディングで先制 ATには板倉滉がゴール 前半2―0

◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第6戦 中国―日本(19日、中国・アモイ)

 C組首位の日本(FIFAランキング15位)と、中国(同92位)が対戦。2―0と日本のリードで前半を終えた。

 日本は前半20分をすぎてもシュートを打てず、中国の守備に苦戦。しかし、同25分、アウェー初先発となったMF久保が中央からドリブルで運ぶと、ペナルティーエリア左にいたMF中村にパスを送った。中村は中央へ切り返し、シュートを放つものの、ゴール上に外れた。

 前半29分にはペナルティーエリア手前でFKを獲得。久保がキッカーを務めたが、クロスは捉えられず、得点にはつながらなかった。すると前半34分、ピッチに中国ファンが乱入。試合は一時中断し、スタッフ7人がピッチ上で取り押さえた。

 日本は動揺することなく、前半39分には久保が左足を振り抜くも、GKがセーブ。左CKで久保がクロスをあげると、ゴール正面にいたFW小川が頭を合わせて先制ゴールを挙げた。日本代表の連続得点は歴代最多を更新する27試合となった。

 さらにアディショナルタイム(AT)に伊東純也の右CKから町田そらして、ファーサイドに流れたボールを板倉滉が頭で押し込み、2点目を奪った。

 9月5日の最終予選第1戦では7―0で中国に快勝した日本だったが、2連勝で4位に浮上してきた中国の勢いに序盤は苦戦。それでも、小川が均衡を破る一発を決め、前半は1―0で折り返した。

◆日本のスタメン

GK

鈴木彩艶(パルマ)

DF

板倉滉(ボルシアMG)

町田浩樹(サンジロワーズ)

瀬古歩(グラスホッパー)

MF

遠藤航(リバプール)

南野拓実(モナコ)

中村敬斗(Sランス)

伊東純也(Sランス)

田中碧(リーズ)

久保建英(Rソシエダード)

FW

小川航基(NEC)

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