J1京都・安斎先輩の背番号7を継ぐ大内がV弾 尚志が4年連続15度目の選手権出場

◆第103回全国高校サッカー選手権福島県大会決勝 尚志1―0学法石川(16日・仙台大サッカーフィールド郡山)

 尚志が学法石川を1―0で下し、4年連続15度目の高校選手権(12月28日開幕、国立など)出場を決めた。

 0―0の後半14分、MF大内完介(3年)が左足ボレーを決め先制。粘る学法石川の攻撃を振り切り、そのまま逃げ切った。仲村浩二監督は「勝たなきゃいけないプレッシャーの中で勝てて、ホッとしています」と安どの表情を見せた。

 昨年度の主力でJ1京都に進んだMF安斎悠人から背番号7を受け継いだ大内は「チームを落ち着かせられる1点を取れた。背番号7はチームを助けられるような存在だと思っています」と笑顔。初優勝を目指す選手権に向け「去年は個の能力にたけた選手がいたけど、きょうはいろんな選手が絡んでゴールに迫ることができた。全国制覇に向けて全員でやっていきたいです」と力強く語った。

ジャンルで探す