日本代表、主力ふたりの負傷不在をどう乗り越えるか MF堂安律が「信頼している」語る盟友の存在
【ジャカルタ(インドネシア)11日=金川誉】サッカー日本代表は、26年北中米W杯に向けたアジア最終予選の第5戦となるアウェー・インドネシア戦(15日)に向け、当地での練習をスタートした。この試合に向け、DF谷口彰悟、FW上田綺世のふたりが負傷で招集外。3バックの中央を務め最終予選の全4試合でフル出場してきた谷口と、センターFW上田で全4試合に先発してきたふたりを欠いて臨むことになる。
この現実を、MF堂安律は「真ん中のラインは非常に重要。特に、DFに関しては、今の日本代表が特徴としているビルドアップの生命線だとは思う。クオリティの高い選手がけがをするのはもちろん痛い。ですけど、森保さんがいつも言っていますけど、色々な選手層があるなかで戦っていきたいと思いますし、これもひとつの試練だと思うので。最終予選は簡単じゃないので、チームとして乗り越えられたら」と話した。
また上田に代わってセンターFWに入る可能性があるFW小川航基については「航基に関しては長い間やっているので、彼の特徴もわかっています。綺世とは違う特徴をもった選手で、ボックス内での嗅覚はすごい。信頼しているところはあります」と堂安。堂安と小川は、年代別代表からともに戦ってきた盟友でもあり、その連携にはまったく不安はないと明かした。
またFW大橋祐紀、FW古橋亨梧らの存在についても「他のストライカーとも練習時間が短いなかでどれだけ知れるかっていうのは、重要なので。コミュニケーションをとりながらやっていく必要があるかなと思います」と語り、試合日までに少しでも連携を深めていく必要性を訴えた。
11/11 22:11
スポーツ報知