長友佑都も驚いたインドネシアのサッカー熱 深夜の日本代表到着にテレビ10台「ハリウッドスターかと」

長友佑都

 【ジャカルタ(インドネシア)11日=金川誉】サッカー日本代表は、26年北中米W杯に向けたアジア最終予選の第5戦となるアウェー・インドネシア戦(15日)に向け、当地での練習をスタートさせた。この日の練習に約100人のインドネシアメディアが集結。10日に日本から森保一監督らスタッフと国内組4人が到着時には、深夜2時にも関わらずテレビカメラ約10台に迎えられ、DF長友佑都は「自分がちょっとハリウッドスターになったのかと思いました。非常にうらやましいなというのありました」と日本を上回るサッカーに対する熱気に目を丸くした。

 日本から10日午前の出発便が機材トラブルにより一度羽田空港に戻り、夜に改めて出発する、というアクシデントにも見舞われた。この日は先に現地入りした選手6人のみでの練習となったが、雨期に差し掛かった同国では夕方の練習時には雨と雷鳴が。東南アジア特有の湿気に加え、当日は約7万人でスタジアムは満員となることが確実。試合ではピッチ外からの大きなプレッシャーに選手達はさらされることになる。

 しかしMF堂安律は「アウェー、結構好きなんですよね。ワクワクするじゃないですか。なんか楽しいですし。結構嫌いな選手いないと思いますよ。アスリートはそういうのが好きな選手が多いと思います」ときっぱり。“アウェーの洗礼”すらも楽しむ心持ちの様子だった。

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