7、8月にU―18プレミアリーグなどJFA主催大会は開催せず…熱中症対策 技術委員会が方針

 日本サッカー協会(JFA)の影山雅永技術委員長が8日、都内で同委員会後に会見し、暑熱対策の推進として、日本協会主催のU―18プレミアリーグや年代別代表の大会について、来年から7、8月には開催しない方針を示した。

 昨年7月、埼玉県でシニアサッカーの試合後に40代男性が亡くなるなど、酷暑下で熱中症対策が議論されてきた。日本協会は今月中にも各都道府県協会などに対し、選手が安全に安心してプレーできる環境を確保するためのガイドラインを共有する見通し。

 影山技術委員長は「JFAが主催している大会、プレミアリーグや育成年代の代表に関わる大会は7~8月は外します、というアナウンスになる」と説明した。

 さらに「夏の現状を考え、地域の実情を考えながら、工夫しながら子供たちのプレーの環境を整えていくための努力をしていく。サッカーができる環境を整えながら、悲しい事故がなくなるように」と言及。「バケーションを取る文化がないので、7~8月はサッカーせずに体を休める、家族と出かける時間を取ろうと付け加えている」などと話した。

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