3000人サポが敵地ジャックしJ2山形がクラブ新8連勝 最終節引き分け以上でプレーオフ進出

前半22分、先制して喜ぶ山形イレブン

◆明治安田J2リーグ第37節 水戸1―3山形(3日・Ksスタ)

 山形は水戸を3―1で下し、クラブ新記録の8連勝を達成した。前半22分にCKからMF土居聖真が中央に送ったパスをMF高江麗央が決めて先制。1―1の後半19分には高江のクロスからFWディサロ燦シルヴァーノが頭で決勝点を挙げた。

 同33分には再び高江のパスからFW高橋潤哉がダメ押しゴール。1ゴール2アシストと全得点に絡んだヒーローは「1点目はデザインしていました。聖真君から易しい落としが来て、しっかり打てた。粘り強く戦えました」と喜んだ。敵地には約3000人のサポーターが訪れ、完売したゴール裏だけでなくメインスタンドの半数近くをジャックした。

 チームは暫定5位に浮上し、千葉との最終節(10日・NDスタ)で引き分け以上ならJ1昇格プレーオフ進出が決定。渡辺晋監督は「勝つことだけを目標にしている。あと3つ続けるだけです」と、J1昇格プレーオフを含めた11連勝を誓った。

ジャンルで探す