J1福岡が長谷部茂利監督の退任を発表「ここで一つの区切りをつけることが最善だと判断」
J1福岡は31日、長谷部茂利監督の退任をクラブの公式サイトで発表した。クラブは来季の続投を希望するも、本人の申し入れを尊重して契約期間満了での退任となった。
長谷部監督は福岡の監督史上最長となる5年間指揮を執った。2020年にチームを5年ぶりのJ1昇格に導くと、23年にはクラブ初のタイトルであるルヴァン杯優勝と天皇杯クラブ最高順位の4強に導きJ1優秀監督賞を受賞した。
公式サイトを通じて長谷部監督が発表したコメントは以下の通り。
「まず初めに、ファン・サポーターの皆様、スポンサー企業の皆様、AGAの皆様、そしてアビスパ福岡に関わるすべての皆様に、これまでいただいた温かいご声援と多大なるご支援に心より感謝申し上げます。
また、日々懸命に努力し、目の前の試合に全力で挑み続けてくれた選手たち、そしてチームを献身的に支え続けてくれたコーチやスタッフ、この5年の間に様々なクラブの新しい歴史を刻むことができたのは、彼らの努力、情熱と覚悟があったからこそだと思っています。
この場をお借りして、改めて心より深い感謝の意を表します。
退任にあたっては決断に至るまで、多くの時間をかけて熟考しましたが、アビスパ福岡の未来を最優先に考え、ここで一つの区切りをつけることが最善だと判断いたしました。
アビスパ福岡は、これからも皆様に支えられ、一歩一歩着実に成長し、さらなる進化を遂げると確信しています。
ただ、今シーズンの戦いはまだ終わっておりません。残された試合で選手たちと共に良い結果を残せるよう、最後まで全力を尽くしてまいります。ぜひスタジアムで選手への力強い後押しをよろしくお願いします」
10/31 19:43
スポーツ報知