宮本恒靖JFA会長、なでしこ新監督は「年内には選べたら」「監督になりたい人は多い」

「国税庁広報大使」の任命式に出席した日本サッカー協会の宮本恒靖会長(左)、奥達雄長官(カメラ・星野浩司)

 日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が22日、東京・霞が関で「国税庁広報大使」の任命式に出席した。

 女子日本代表「なでしこジャパン」は、パリ五輪後に契約満了で退任した池田太監督の後任が決まらない状況。26日の国際親善試合・韓国戦(国立)は、佐々木則夫女子委員長が監督代行を務める。

 宮本会長は監督人事について「なでしこの監督になりたいという人はけっこう多くて、そういった人たちと話をしている。国内外です。そういった意味でステータスは上がってきてる。最適な人が誰なのか、時間をかけて選んでいく」。選定時期については「(来年)3月にシービリーブス杯もあるので、年内には選べたらなと思う」と語った。

 21日に始まった同代表の合宿では、元日本代表の内田篤人氏がコーチを務めている。同会長は内田コーチについて「伝え方が『こうしろ』ではなく、『こうした方がいいんじゃないの」とか、柔和な感じで伝えている。その中でも持っているハートの強さ、経験値はすごくある。彼なりに燃えている部分もあるので、そういうのを注入してほしい」と期待した。

 この日は国税庁から広報大使を任命され、奥達雄長官から委嘱状を交付された。宮本会長は、なでしこジャパンの韓国戦が行われる会場の大型ビジョンで税申告のメッセージを流す意向を示し「青少年に対する租税であったり、デジタル化、すごくスムーズに税申告できることをいろんな場でお伝えできればと思う」と話した。

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