清水桜が丘が9発快勝で決勝トーナメントへ 全国高校サッカー選手権静岡県大会

ドリブルで中央突破を図る清水桜が丘・田中莉安(右から2人目=カメラ・里見祐司)

◆全国高校サッカー選手権静岡県大会1次トーナメント▽4回戦 清水桜が丘9―0榛原(19日、清水桜が丘高グラウンド)

 第3シードの清水桜が丘が大量9得点を挙げて榛原を下し、決勝トーナメント進出を決めた。前半4分にMF鈴木勇翔(2年)が左サイドを抜け出して先制ゴール。流れをつかむと、その後もセットプレーなどで着実にゴールを重ねた。

 光ったのは背番号13のFW田中莉安(りあん、2年)だ。前半11分にスルーパスを受けて得点を奪うと、5―0で折り返した後半の5分にも50メートル6秒1のスピードで抜け出してゴール。計2得点の活躍に「点を取る力はチームで一番。パンチ力があります」と、大塚智紀コーチが褒めた。

 名前の由来はアーセナルなどで活躍した元フランス代表のFWティエリ・アンリから。頼れる2年生ストライカーは「決勝トーナメントでも点を取ってチームを勝たせたい」と闘志を新たにしていた。

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