久保建英 3戦ぶり先発も不発のまま後半25分に退く「思ったよりも崩しきれなかった」

前半、シュートを放つ久保建英(カメラ・今成 良輔)

◆北中米W杯アジア最終予選▽第4戦 日本1―1オーストラリア(15日・埼玉スタジアム)

 最も欲しいゴールを久保は手にすることはできなかった。初戦の中国戦(7〇0)以来、3試合ぶりの先発。前半6分のゴール前での左足シュートをゴール右に外すなど、無得点で後半25分に退いた。「思ったよりも崩しきれなかった。(相手に)クロス上げさせられている感覚はちょっとありました。中切り(中への攻撃を遮断)をひたすらされ、守り切れるよという彼らの自信の表れだったかもしれない」と振り返った。

 反省点に挙げたのはサイドでの仕掛けの部分。右シャドー(1トップ後方)からサイドに流れた時はドリブルでサイドを前進後、クロスが合わない場面が多かった。対照的に追いついた場面は、中村がサイドから中へ進入して上げたクロスから。「クロスを上げるだけでなく、中村選手が1回いったように進入する方が相手も嫌なのかなと。(ゴール)ライン際までいくのが大事かな」と久保。改善点を次の戦いへ生かしていく。(後藤 亮太)

ジャンルで探す