オーストラリア代表ポポビッチ監督、日本代表森保一監督を「リスペクトしています」広島時代に5シーズンともにプレー

オーストラリア代表のトニー・ポポビッチ監督(カメラ・中島 傑)

 オーストラリア代表のトニー・ポポビッチ監督が14日、W杯アジア最終予選の日本代表戦(15日・埼玉スタジアム)に向けて前日会見を行った。

 オーストラリアの新指揮官は、現役時代にはJリーグ・広島で97―2001年まで5シーズンプレー経験があり、日本代表の森保監督ともチームメイトだった。森保監督のことを「キャプテン」「ポイチ」と呼ぶなど、今でも親交があるという。会見で森保監督について聞かれると「森保監督は素晴らしいコーチです。代表監督として、ここで非常によい結果を残しています。選手としてもキャプテンとして、優れた選手でした。人間としてもリスペクトしています」と穏やかな表情で語った。

 また、森保監督が広島の監督を退任した後には、ポポビッチ監督が指揮をするオーストラリアリーグのウェスタンシドニーへ2週間ほど研修に訪れた。ポポビッチ監督は「彼は仕事と仕事の合間に一人で来て、2週間一緒に過ごしました。これだけでも彼がどういう性格なのか、よくわかると思います。常に進化しようとしている、常に学ぼうとしている、そして、吸収しようとしている。そうした面がサッカーでも非常によく生かされていると思います」と当時のことを引き合いに、森保監督の人柄について明かした。

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