71歳ザッケローニ氏がJFA殿堂入り…式典に出席 昨年2月に自宅で転倒、救急搬送も元気な姿

アルベルト・ザッケローニ氏は宮本恒靖日本サッカー協会会長(左)から記念プレートを贈呈される(カメラ・竹松 明季)

 日本サッカー協会(JFA)は29日、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏(71)の日本サッカー殿堂への掲額式典を都内で行った。

 ザッケローニ氏は昨年2月にイタリア北部の自宅で転倒して頭部を打ち、救急搬送されて集中治療室に入った。一時は意識不明になったが、2か月間の治療・リハビリを経て、同4月に退院したことが報じられていた。それから約1年半後の来日となったが、日本協会関係者や報道陣を前に元気な姿を見せた。

 イタリア出身の同氏は、ACミランなど強豪クラブの監督を歴任。2010年から日本代表の監督を務め、11年アジア杯で優勝。14年ブラジルW杯は1次リーグで敗退した。16年に中国・北京国安、17年にUAE代表を指揮。22年のカタールW杯では、国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループのメンバーだった。

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