負傷離脱のリンセン 浦和監督は「神戸戦に間に合わない可能性がある。解決策は2つある」

浦和のFWブライアン・リンセン

 J1浦和のマチェイ・スコルジャ監督が26日、アウェー・神戸戦(28日、ノエスタ)に向けてオンラインで会見した。

 現在4連勝で3位と好調の神戸とのアウェー戦に向けて「非常にタフな試合が待っている。シーズンの中でも最も難しい試合になるかもしれない。神戸にはスキルのある選手がそろっており、非常にいい構造の中でプレーしている。昨年も見たが、ゲームマネジメントができる経験ある選手がそろってる」と警戒した。

 次節は首位・広島と2位・町田が直接対決がある。指揮官は「神戸にとっては首位に立つチャンスがある非常に高いモチベーションで挑んでくる。でも、我々も信念を持って勇気のあるプレーをしたい。より大きなプレッシャーを感じてるのは神戸の方だと思う」。21日のFC東京戦はホームで0―2と完封負けしたが、「浦和はトップ3にいるチームとのアウェーゲームでも強く戦える。町田戦、G大阪戦も非常に難しい試合でも勝ち点が取れたので、神戸戦もそれができると信じている」と力を込めた。

 また、FC東京戦で前半27分に負傷交代したFWブライアン・リンセンは右ハムストリング肉離れと診断された。4試合連続で1トップで先発出場していたストライカーが離脱。全治は未発表だが、クラブによると、重傷ではないという。

 スコルジャ監督は「メディカルスタッフは全力で彼の回復を促しているが、神戸戦に間に合わない可能性がある。希望を持って待ちたい」。一方、リンセンが間に合わない場合の起用については「解決策は2つある。今、細かいことは言えないが、2つとも神戸戦では有効かなと思う」と話した。

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