オーストラリア代表にポポビッチ監督が就任 現役時代は広島で日本代表森保一監督とチームメート

トニー・ポポビッチ新監督

 オーストラリアサッカー協会は23日、辞任したグラハム・アーノルド監督の後任としてトニー・ポポビッチ新監督が就任したことを発表した。任期は26年の北中米W杯まで。ポポビッチ監督は「私の能力を信頼してくれたオーストラリアサッカー協会に心から感謝の意を表したい。彼らの信頼が、私にこの役割で全力を尽くす動機を与えている」などとコメントした。

 ポポビッチ監督は指導者として2度のオーストラリア国内のAリーグで優勝(12―13年ウエスタンシドニー、18―19年パースグローリー)。14年にはウエスタンシドニーをACL優勝に導き、アジア最優秀監督にも選出された。現役時代はオーストラリア代表として58試合に出場。97年から2001年まではJリーグの広島で、日本代表の森保一監督ともチームメートとしてプレー。前監督のアーノルド監督も97、98年に広島でプレーしていた。

 オーストラリア代表は26年北中米W杯のアジア最終予選で1分け1敗のスタートを切り、日本と同じC組で現在5位(首位は日本)。10月10日には中国(アデレード)、同15日には日本(埼玉)で対戦する。

ジャンルで探す