U―19日本代表、主将は大宮のDF市原吏音「呼ばれた時にやるつもりでいました」25日からキルギスでU―20アジア杯予選

練習試合を終え、取材に応じるU―19日本代表・市原(カメラ・後藤 亮太)

◇トレーニングマッチ U―19日本代表7―2流通経大

 サッカーのU―19日本代表が19日、25年U―20アジア杯中国大会の予選(キルギス)に向け、千葉市内で流通経大とトレーニングマッチを行い、7―2(前半5―0、後半2―2)で勝利した。

 28年ロサンゼルス五輪を見据える世代で、この試合ではDF市原吏音(大宮)がキャプテンマークを巻いて試合に臨んだが、試合後に船越優蔵監督は、市原を主将に任命したことを明かした。

 身長185センチの大型センターバックは、1月のA代表のアジア杯にトレーニングパートナーで参加するなど将来を期待される逸材。今季もJ3で24試合に出場するなど、首位を走るチームで欠かせない存在となっているが、この日の試合でもDFラインを統率し、出場していた前半を無失点に抑えていた。

 試合後、市原は「色々なことを経験させてもらって、アジアカップも帯同しましたし、この代の中では経験がある方だと自分で思っているので、呼ばれた時にキャプテンをやるつもりでいましたし、じゃなくても引っ張っていかないといけない存在だと思うので。今まで通りプレーでも引っ張っていければ」と意気込んだ。

 大会に向けて、この日で国内キャンプを打ち上げ、20日にキルギスへと移動。グループステージで初戦トルクメニスタン(25日)、第2戦ミャンマー(27日)、第3戦キルギス(29日)と対戦する。

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