野々村チェアマン「ストライカーと呼ぶに相応しい存在」 スキラッチ氏を追悼…現役時代に対戦

Jリーグ野々村芳和チェアマン

 Jリーグは19日、J1磐田でプレーした元イタリア代表FWサルヴァトーレ・スキラッチ氏(享年59)の訃報を受け、野々村芳和チェアマンのコメントを発表した。

 野々村チェアマンは「この度の訃報に大変驚いています。スキラッチ氏とは、同じ年代にプレーした選手として対戦経験もあり、その華麗なプレーと優れた得点感覚で相手チームにとって脅威を与える、まさにストライカーと呼ぶに相応しい存在でした。ジュビロ磐田でのプレーは今でもファン・サポーターの記憶に深く刻まれていることでしょう。体調を崩しているという報道を目にし、回復を祈っていましたが誠に残念でなりません。Jリーグ創成期に活躍したストライカーに、Jリーグ、Jクラブ、サッカーファミリーより、心からの哀悼の意を表します」と追悼した。

 スキラッチ氏はメッシーナ、ユベントス、インテルと母国クラブで活躍。90年イタリアW杯では大会得点王(6点)と最優秀選手に輝き、母国を3位に導いた。94年にJ1磐田に移籍。97年まで4年間プレーし、J1通算78試合56得点と活躍した。磐田を退団後、99年に現役引退した。

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