J1札幌、東京Vに0-2で完敗 残留争い険しく、ペトロヴィッチ監督「非常に痛い敗戦」
◆明治安田J1リーグ▽第30節 東京V 2―0 札幌(14日・大和ハウス プレミストドーム)
北海道コンサドーレ札幌はホームで東京Vに0―2で敗れ、5年ぶりの4連勝を逃した。勝ち点は25のまま。最下位の鳥栖が13日の試合で敗れているため、順位は降格圏の19位で変わらなかった。
前半は互いに決め手を欠き、0-0で迎えた後半9分。右サイドを破られ、最後は東京VのMF山田楓喜に先制ゴールを奪われた。
J1残留へ、是が非でも勝ち点3が欲しいミハイロ・ペトロヴィッチ監督は交代カードを次々と切り、後半24分にFW鈴木武蔵からMF宮沢裕樹に代え、早くも交代枠を使い切った。
その直後からDF岡村大八が前線に立ち、珍しくパワープレーを敢行した。それでも1点が遠く、後半アディショナルタイム7分にカウンターから2点目を献上し、力尽きた。
試合後、ペトロヴィッチ監督は「非常に痛い敗戦だ。相手が守備的でカウンターを狙っている構図で、前半は慎重に試合に入りすぎたのか、自分たちのリズムでボールを動かして崩すことができなかった。先に失点し、その後も仕掛けたが、残念ながら敗れた。この試合に向け、選手たちは非常にプレッシャーがあったと思うが、ベストを尽くして最後まで諦めずに戦ってくれた」と振り返った。
リーグ戦で無得点に終わったのは、7月6日の鹿島戦(0●2)以来、8試合ぶり。勝ち点7差で残留圏17位の湘南は午後7時から新潟と対戦する。
残りは8試合。札幌は次節9月21日にアウェーで町田と対戦する。
09/14 16:21
スポーツ報知