浦和、伊藤敦樹が主将マーク巻いて1得点2アシスト! 酒井、ショルツ、岩尾が移籍も2連勝に導く

伊藤敦樹

◆明治安田J1リーグ▽第21節 浦和3―0磐田(30日・埼玉スタジアム)

 浦和はホームで磐田を3―0で下し、2連勝を飾った。

 MF伊藤敦樹が1得点2アシストと大活躍した。

 前半21分、左サイドでMF渡辺凌磨からパスを受けて左足でクロス。ファーサイドでDF石原広教が打点の高いヘディングシュートを決め、J1通算初ゴールの先制点をお膳立てした。

 さらに、伊藤は後半7分にカウンターから石原の縦パスに走り込み、ペナルティーエリア右からクロス。MF渡辺凌磨の追加点をアシストした。そして同29分にはU―23日本代表DF大畑歩夢の左クロスをMF武田英寿がスルーし、伊藤が相手の股を抜く右足シュートを決めた。

 この日はキャプテンマークを巻き、ボランチでフル出場した。これまでキャプテンマークを巻いてきた主将DF酒井宏樹、ショルツ、MF岩尾憲がそれぞれ移籍のため今夏で退団。近年、チームを支えてきたベテランの思いを受け継ぎ、背番号3が攻守でフル稼働した。

 3―0の終盤には、36歳MF宇賀神友弥が今季加入後初出場。GK西川周作を中心に磐田の攻撃を無失点に防ぎ、2試合連続の完封勝利を収めた。

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