Jリーグが56クラブの22年度経営情報開示 収入はコロナ前に回復

 

 Jリーグは26日、2022年度のクラブ経営情報(決算時期が異なる柏と湘南を除く56クラブ)を開示した。Jリーグによると、各クラブの収入はコロナ前の状況に回復しているといい、売上高は56クラブで合計1304億円(2019年度対比103%)となった。

 単年度での赤字クラブは前年度と同数字の21クラブ。債務超過クラブは5クラブ(前年度10クラブ)で、該当したのはC大阪、福岡、鳥栖、東京V、鳥取だった。ただ、現時点で資金繰りが困難となっているクラブは存在しないといい、担当者は「予想範囲内。突発的なものではないし、それほど心配していない」と分析した。

 J1クラブでの売上高の最多は、浦和の81億2700万円(前年比12億3600万円増)。トップチームの人件費は神戸の48億3900万円(前年比2900万円増)が最多だった。

ジャンルで探す