浦和が3連勝…対新潟は06年から24戦無敗! FW興梠慎三「4連勝、5連勝できるように頑張る」
◆明治安田生命J1リーグ▽第5節 浦和2―1新潟(18日・浦和駒場)
浦和はホームで新潟に2―1で逆転勝利し、昨年7月以来のリーグ3連勝を飾った。
FW興梠慎三は3試合連続でスタメン出場。前半3分にMF関根貴大のスルーパスに走り込み、同9分にはMF伊藤敦樹の右グラウンダークロスに滑り込んだが、合わせられず。前線で軽快な動きを見せながらもシュート0本に終わり、後半24分に退いた。
チームは0―1の前半35分にDF酒井宏樹、同47分にDF明本考浩がそれぞれ今季初ゴールを決め、逆転勝利した。これで対新潟は06年以降、24戦無敗(19勝5分け)とした。
◆慎三に聞く
―3連勝。
「大事だね、大事!」
―自身のコンディションは。
「今日はちょっとダメだった。個人もチームも良くはなかった。でも、シーズンを通して良くない時はあるので、そこで勝ちきるか負けるかは大きな違い。こういう試合でも勝ちきることが上位にいくために必ず必要なこと。反省はたくさんあるけど、勝てたことはよかった」
―逆転勝利。
「逆転する力があるのも大事だけど、失点してしまってるので、立ち上がりが良いだけに失点はもったいなかった」
―シーズン序盤の3連勝はこれまであまりない。
「そう考えると、最初の2試合はもったいない。3連勝はなかなかできるものじゃないけど、4連勝、5連勝できるように頑張っていきたい」
―ハイプレスは比較的少ない印象だった。
「行ってたつもりなんですけんどね。GKまで下げられて相手に回されることが多く、はがされることが多かったので、なかなか行けなかった」
―プレス、低い位置に引く判断もあったか。
「最初の10分はハイプレスで行ったけど、はがされることが多くて、行っても取れないのでミドルゾーンから守備する形を取った。でも、失点したら自分たちも1点取りに行かなきゃいけないので、ハイプレスをかけて行く中で相手にはがされたので仕方ない状況だった。1点取って、逆転した後は相手にゆっくり持たせても相手が出て来なきゃいけない状況だったので、後半は相手も何もできなかった気がする」
―サイドバック2人がゴールを決めた。
「どこからでも点をとれるのはいいことかもしれないけど、前の選手が取れてないのはちょっと寂しいところはある。でも、まだ始まって5節だし、誰が取るかよりチームが勝つことが大切。前めの選手が取るとチームが勢いづく。どこかで取れると思うので、焦りはない」
―酒井のシュートは圧巻だった。
「あいつには違いを見せてもらわないと」
03/19 10:53
スポーツ報知