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U―20日本代表MF藤田譲瑠チマ、全日本大学選抜との練習試合に敗れるも「後悔のないように」

U―20日本代表のMF藤田譲瑠チマ(手前)

◆練習試合 U―20日本代表候補3―6全日本大学選抜(3年生以下) 点【日】鮎川、松橋、藤尾【大】小森、光田、藤井、山田、森(海)、山田

 U―20日本代表候補メンバーは10日、合宿最終日に全日本大学選抜と練習試合(45分×3本)を行った。先制点を決めたものの、暑さの中運動量の落ちた3本目に続けて失点を浴び、3―6と敗戦。その中でも世代別代表常連とも言える徳島MF藤田譲瑠チマは、いつも以上のキャプテンシーを発揮し、最後までピッチ内外で声を響かせた。

 合宿の初日に影山雅永監督から求められたのは「質の追求」。試合中は味方のポジショニングに細かく指示を出し、質へのこだわりを伝え続けた。それでも「もっとやっていけたら良かった」と結果は3―6。チームとして一つ一つのプレーを突き詰められなかったこと、自身もパスの精度に課題を見つけた。

 試合後、指揮官からは「自チームで試合に出てるメンバーに比べてコンディショニングが落ちてしまうのは自分たちのせい。試合に出られてないのも自分のせい。自チームで意識を変えて、一個一個の練習で今試合に出てるメンバーに追いついて、早く試合に出られるよう頑張れ」と強いメッセージを受けた。ロールモデルコーチの内田篤人氏からも「練習が100%」と話があった。

 藤田は今季、下部組織時代から在籍した東京Vを離れて徳島に移籍し、これまでと違った価値観に触れている。開幕から4戦連続で先発出場を果たしたが、ダニエル・ポヤトス監督の来日後は出番が減少。自らに足りない要素を模索する日々だったが、「これまでに徳島での練習が自分の100%だったのかなってのはすごい感じた。これからは後悔のないようにやっていきたい」と監督・コーチの話から自分の現在地を見つめ直し、決意を新たにした。

 指揮官は常々、ポストユース年代(21歳以下)の選手は、いかに実戦を積むかが成長を左右すると口にしている。今回招集された選手は、主にJクラブで定位置をつかみきれていない選手。同年代でメキメキと力をつける大学生と試合を組むことは、良い刺激になったはずだ。この4日間の合宿も機に、藤田はまた一つ前向きになれた様子。「最近は悩むことも多かったけど、やっていくしかない」。力を込めた19歳は再び四国の地に戻り、パワーアップを目指す。

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