J1神戸、先制点は美しかったが… 終盤の10分間で3失点

ヴィッセル神戸のエンブレム

 明治安田生命J1リーグ第19節の14日、ヴィッセル神戸はBMWスタジアム平塚(神奈川県平塚市)で湘南ベルマーレと対戦し、1−3で逆転負けを喫した。
 同点に追い付かれると、音を立てるようにチームが崩れた。神戸は終盤の約10分で立て続けに3失点。失点をすると集中力が途切れて立て直せない−。悪癖がまたも顔を出した。
 先制点は美しかった。前半20分、相手ディフェンダーをかわしながらイニエスタが右サイドへロングパス。古橋がドリブルで仕掛けて左足を振り抜いた。だがその後は、カウンターで得た好機をものできず、試合の流れをつかみきれなかった。
 後半24分にサイドを崩されて失点。その5分後、西がクリアし損ねたボールを決められて逆転を許し、さらに4分後にはセットプレーから追加点を奪われた。
 フィンク新体制の初戦で完封して以降は、失点が2、3、2、3と止まらない。この日の最終ラインは出場停止のダンクレーに代わって大崎、GKには好調だったという前川を起用し、守備陣を変更。指揮官はメンバー変更の影響は否定したが「チーム全体、組織の問題」とぶぜんとした表情。古橋は「失点すると、(プレーの)質が下がってしまう」と嘆いた。
 2連敗で15位に転落、再び降格圏が迫ってきた。フィンク監督は「前を向くしかない」と力を込めた。
(今福寛子)

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