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マラドーナ氏がアルゼンチンの紙幣の顔になる? 上院議員が議会に法案提出

1986年W杯メキシコ大会準々決勝イングランド戦での「5人抜きゴール」が紙幣に?

 英雄の追悼だけでなく、アルゼンチン経済活性化の起爆剤になるのだろうか?

 アルゼンチンの上院議員のノルマ・デュランゴ氏は、先月25日に心不全により60歳で亡くなったサッカー界の伝説的スーパースター、ディエゴ・マラドーナ氏を同国の紙幣の顔に使用するための法案を議会に提出したことが7日までに明らかになった。アルゼンチンのラジオ番組に出演した際に語ったもので、すでに国内では大きな反響を呼んでいる。

 デュランゴ氏によると、1000ペソ(約1280円)紙幣がその対象で、表面にはマラドーナ氏の肖像画、裏面にはアルゼンチンが優勝した1986年W杯メキシコ大会準々決勝のイングランド戦でマラドーナ氏が見せた「神の手ゴール」か「5人抜きゴール」のどちらかをモチーフにしたシーンを採用するという。ただ、神の手ゴールは明らかな誤審で、不正の容認とみなされる可能性があるため、否定的な意見も出ている。

 この法案は年明けにも審議される見通し。デュランゴ氏は「(国外からの)観光客はマラドーナの何かを持って帰りたいだろう」と経済効果の波及にも期待した。法案が通れば2021年中にも発行される。

 すでにアルゼンチン国内のメディアでは「マラドーナ紙幣」のイメージ画像を作成しており、国内外から「早くディエゴの紙幣が欲しい」との声が続出。現在、アルゼンチンの経済は国際通貨基金(IMF)が「困難に直面している」と声明を発表するほど危機に瀕しており、新紙幣が〝救世主〟になるかどうかの期待も高まっている。

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