【MLB】大谷翔平は何位? 日本人メジャーリーガーの歴代シーズン打者成績ランキングトップ10

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が今季もチームで主軸を務めている。昨季はメジャー3位となる46本塁打を放った大砲は、今年MLB通算100号を達成した。ここでは、日本人メジャーリーガーのシーズン成績を各部門別にランキング形式で紹介する。(昨季時点)

 

 

打率(規定以上)

 打率部門では、1~9位までをイチロー(当時シアトル・マリナーズ)が占める。特に歴史的シーズンを送った2004年には.372をマーク。21世紀以降に限れば、歴代トップの数字だ。10位には2005年の松井秀喜(当時ニューヨーク・ヤンキース)が食い込んだ。

 今季は大谷は長打に強みをもつ打者だが、3割を打つポテンシャルは十分にあるはずで、今後のランキング入りに期待したい。

 
 
1位:イチロー(2004) 打率.372(首位打者)
2位:イチロー(2009) 打率.352
3位:イチロー(2007) 打率.351
4位:イチロー(2001) 打率.350(首位打者)
5位:イチロー(2006) 打率.322
6位:イチロー(2002) 打率.321
7位:イチロー(2010) 打率.315
8位:イチロー(2003) 打率.312
9位:イチロー(2008) 打率.310
10位:松井秀喜(2005) 打率.305

安打


 
 1~10位に名を連ねるのはすべてイチロー(当時マリナーズ)だ。MLB記録でもあるシーズン262安打(2004年)を筆頭に、デビューから10年連続で200安打をマーク。トップ10を独占している。これに次ぐのが2005年の松井秀喜(当時ニューヨーク・ヤンキース)。日本が誇るスラッガーは、192安打をマークし勝負強さを発揮した。

 現役では大谷のほかに、NPB最多安打記録を保持する秋山翔吾(シンシナティ・レッズ)もいる。今季は第4外野手のポジションでチャンスも多くないが、首脳陣の信頼を勝ち取り、来季以降トップ10入りを果たすような成績に期待したい。
 
 
1位:イチロー(2004) 262安打
2位:イチロー(2001) 242安打
3位:イチロー(2007) 238安打
4位:イチロー(2009) 225安打
5位:イチロー(2006) 224安打
6位:イチロー(2010) 214安打
7位:イチロー(2008) 213安打
8位:イチロー(2003) 212安打
9位:イチロー(2002) 208安打
10位:イチロー(2005) 206安打
 
11位:松井秀喜(2005) 192安打

本塁打


 
 日本人メジャーリーガーの歴代本塁打数トップは2004年の松井秀喜(当時ニューヨーク・ヤンキース)だった。松井秀は20本以上を5度記録しており上位を独占していた。だが、7月7日(同8日)に大谷がオールスター前にしてその記録を抜き、最多記録を更新した。

 また、MLB史上最高は、2001年のバリー・ボンズ(当時サンフランシスコ・ジャイアンツ)が記録した73本となっている。

 
 
1位:大谷翔平(2021) 46本
2位:松井秀喜(2004) 31本
3位:松井秀喜(2009) 28本
4位:松井秀喜(2007) 25本
5位:松井秀喜(2005) 23本
6位:大谷翔平(2018) 22本
7位:松井秀喜(2010) 21本
8位:井口資仁(2006) 18本
8位:城島健司(2006) 18本
8位:大谷翔平(2019) 18本
 

打点


 
 日本人メジャーリーガーの歴代打点トップは2005年の松井秀喜(当時ニューヨーク・ヤンキース)だ。松井秀は100打点超えを4度記録するなど、打点上位1位~6位までを独占している。1位の116打点を記録した際に要した打数は629。大谷は7月7日(同8日)時点で67打点と、ついにトップ10入りした。

 また、MLB史上最高は、1930年のハック・ウィルソン(当時シカゴ・カブス)の191打点となっている。
 
 

1位:松井秀喜(2005) 116打点
2位:松井秀喜(2004) 108打点
3位:松井秀喜(2003) 106打点
4位:松井秀喜(2007) 103打点
5位:大谷翔平(2021) 100打点
6位:松井秀喜(2009) 90打点
7位:松井秀喜(2010) 84打点
8位:城島健司(2006) 76打点
9位:松井秀喜(2011) 72打点
10位:井口資仁(2005) 71打点
 
11位:イチロー(2001) 69打点

盗塁


 
 1~9位にイチロー(当時マリナーズ)が名を連ねる。1位はルーキーイヤーの56盗塁。このシーズンは盗塁王にも輝いている。また殊に圧巻なのは2006年。47回の盗塁企図に対し45個の盗塁を成功させ、成功率は驚異の95.7%を誇った。イチローに次ぐのは2007年の松井稼頭央(当時コロラド・ロッキーズ)だ。松井稼も、成功率88.9%と確実性が光った。

 現役では、大谷が18、19年と2桁盗塁。今季は26盗塁(10盗塁死)を成功させている。メジャー屈指の走力を誇る大谷は、この部門でも高い位置を狙えそうだ。
 
 
1位:イチロー(2001) 56/70盗塁(盗塁王)
2位:イチロー(2006) 45/47盗塁
3位:イチロー(2008) 43/47盗塁
4位:イチロー(2010) 42/51盗塁
5位:イチロー(2011) 40/47盗塁
6位:イチロー(2007) 37/45盗塁
7位:イチロー(2004) 36/47盗塁
8位:イチロー(2003) 34/42盗塁
9位:イチロー(2005) 33/41盗塁
10位:松井稼頭央(2007) 32/36盗塁

OPS(規定以上)


 
 日本人メジャーリーガーの歴代OPSトップは2004年の松井秀喜(当時ニューヨーク・ヤンキース)だ。松井秀は31本塁打、34二塁打などの長打力に加え、88個の四球を選ぶなど、高い数字を誇った。ランキング全体に目を向けると、松井秀とイチローが半分ずつ分け合っている状態だ。
 
 大谷は規定未到達でランキング入りを果たせていないが、ルーキーイヤーに1位相当の.925を記録。今季は規定で.965であり、一躍トップに立った。

 また、MLB史上最高は、2004年のバリー・ボンズ(当時サンフランシスコ・ジャイアンツ)の1.422(出塁率.609+長打率.812)となっている。

 
 
1位:大谷翔平(2021) OPS.965(出.372+長.592)
2位:松井秀喜(2004) OPS.912 (出.390+長.522)
3位:松井秀喜(2009) OPS.876(出.367+長.509)
4位:イチロー(2004) OPS.869(出.414+長.455)
5位:松井秀喜(2005) OPS.863(出.367+長.496)
6位:松井秀喜(2007) OPS.855(出.367+長.488)
7位:イチロー(2009) OPS.851(出.386+長.465)
8位:イチロー(2001) OPS.838(出.381+長.457)
9位:イチロー(2007) OPS.827(出.396+長.431)
10位:松井秀喜(2010) OPS.820(出.361+長.459)

 
参考:
大谷翔平(2018) OPS.925(出.361+長.564)
大谷翔平(2019) OPS.848(出.343+長.505)

四球


 
 2020年までで1位に立っていたのは2009年の福留孝介外野手(当時シカゴ・カブス、現中日ドラゴンズ)だ。福留は1位(2009)、3位(2008)、7位(2010)、11位(2011)とメジャーで多くの四球を稼いだ。2009年は、打率こそ2割5分台だったが、ナ・リーグ8位となる93四球を獲得し、高い出塁率を誇った。

 大谷は今季シーズン終盤に勝負を避けられるケースが激増。日本人歴代トップに躍り出た。
 
 
■四球
1位:大谷翔平(2021)96四球
2位:福留孝介(2009)93四球
3位:松井秀喜(2004)88四球
4位:福留孝介(2008)81四球
5位:松井秀喜(2007)73四球
6位;岩村明憲(2008)70四球
7位:イチロー(2002)68四球
8位:松井秀喜(2010)67四球
9位:松井秀喜(2009)64四球
9位:福留孝介(2010)64四球
 
11位:松井秀喜(2003)63四球
11位:松井秀喜(2005)63四球

得点


 
 このランキングのほとんどを占めるのが、やはり日本は誇るリードオフマン・イチローだ。イチローは初年度にア・リーグ2位となる127得点をマーク。首位打者、最多安打、盗塁王も獲得した年で、二塁打も自己最多だったため、得点圏にいる機会が多く、さらに地区優勝するほどの強力打線だったことが大きな要因だろう。
 
 一方で、262安打を記録し歴史的なシーズンを送った2004年は、出塁率もキャリアハイの.414をマークしたが、チーム得点リーグ最下位、チーム勝率.389が物語るように打線に恵まれず同ランキング11位と意外な結果に終わった。

 大谷は本塁打も多く、今季トップ10入りを果たした。
 
■得点
1位:イチロー(2001) 127得点
2位:イチロー(2002) 111得点
2位:イチロー(2003) 111得点
2位:イチロー(2005) 111得点
2位:イチロー(2007) 111得点
6位:イチロー(2006) 110得点
7位:松井秀喜(2004) 109得点
8位:松井秀喜(2005) 108得点
9位;イチロー(2008) 103得点
9位:大谷翔平(2021) 103得点
 
11位:イチロー(2004) 101得点

塁打数


 
 単打(1塁打)、二塁打、三塁打、本塁打(4塁打)の合計を表す塁打のランキングでは、2004年のイチローが首位に立っている。そのほか松井秀喜も2度300塁打超えを達成。やはり2人のレジェンド野手がランキングを占めることとなった。

 長打の多い大谷はシーズン後半の四球攻めで惜しくも1位には届かなかった。
 
■塁打
1位:イチロー(2004) 320塁打
2位:大谷翔平(2021) 318塁打
3位:イチロー(2001) 316塁打
4位:松井秀喜(2005) 312塁打
5位;松井秀喜(2004) 305塁打
6位:イチロー(2009) 297塁打
7位:イチロー(2003) 296塁打
7位:イチロー(2005) 296塁打
9位:イチロー(2007) 292塁打
10位:イチロー(2006) 289塁打

二塁打


 
 二塁打部門では、これまでのランキングで最もバラエティ豊かな面々となったと言えるのではないか。1位2位は、唯一の40二塁打超えをマークしている松井秀喜。中距離打者を自負するとおり、二塁打数では群を抜く数字で、2005年はリーグ2位となっている。そのほか、福留孝介、青木宣親、イチロー、松井稼頭央、岩村明憲がランクインしている。

 
■二塁打
1位:松井秀喜(2005) 45二塁打
2位:松井秀喜(2003) 42二塁打
3位:福留孝介(2009) 38二塁打
4位:青木宣親(2012) 37二塁打
5位:イチロー(2001) 34二塁打
5位:松井秀喜(2004) 34二塁打
7位:松井稼頭央(2004) 32二塁打
8位:イチロー(2009) 31二塁打
9位:イチロー(2010) 30二塁打
9位:岩村明憲(2008) 30二塁打

三塁打


 
 三塁打部門では、2005年のイチローが断トツの数字。そのイチローに食らいついたのが岩村明憲だ。岩村は2007年、08年と2シーズンで多くの三塁打を記録。特に07年はリーグ2位の数字だった。

 大谷は球界屈指のスピードを誇り、ランキング入りを果たした。
 
■三塁打
1位:イチロー(2005) 12三塁打
2位:岩村明憲(2007) 10三塁打
3位:イチロー(2006) 9三塁打
3位:岩村明憲(2008) 9三塁打
5位:イチロー(2001) 8三塁打
5位:イチロー(2002) 8三塁打
5位:イチロー(2003) 8三塁打
5位:大谷翔平(2021) 8三塁打
9位:イチロー(2007) 7三塁打
9位:イチロー(2008) 7三塁打

11位:(重複含む5選手) 6三塁打

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