村上宗隆はホームラン60発打てる? バレンティンがもつシーズン本塁打記録を振り返る

産経新聞社

村上宗隆 最新情報

 東京ヤクルトスワローズ村上宗隆内野手が2日、前の試合から「5打席連続本塁打」のNPB記録を打ち立てた。シーズン記録も視野に入るペースで本塁打を量産するが、現記録保持者のウラディミール・バレンティンはどのような歩みで60本に到達したのか。その軌跡を振り返る。

 

 
 2013年、村上と同じくヤクルトに在籍したバレンティン。同年は、けがの影響で開幕には間に合わず、4月12日の巨人戦で初出場を果たした。開幕には出遅れたバレンティンだったが、合流後はハイペースで本塁打をマーク。4月は約半月で8本塁打(内訳:レフト方向3本、センター方向3本、右中間方向2本)を記録した。
 
 5月は6本塁打(内訳:レフト方向1本、センター方向1本、ライト方向1本、左中間方向3本)とややペースを落としたが、6月には11本塁打(内訳:レフト方向3本、センター方向2本、左中間方向5本、右中間方向1本)を放ち月間MVPも獲得した。

 7月にはオールスターにも出場し、9本塁打(内訳:レフト方向1本、センター方向2本、ライト方向1本、左中間方向4本、右中間方向1本)を記録。7月終了時点で34本ものアーチをかけた。村上は今年7月終了時点で37本を記録しており、バレンティンを上回るペースとなっている。

8月は驚異的な量産ペース

 しかしバレンティンが真価を発揮したのはここから。8月は、驚異的なペースで本塁打を量産し、最終的に18本塁打(内訳:レフト方向6本、センター方向1本、ライト方向1本、左中間方向10本)を記録。シーズン2度目の月間MVPに輝いたのだ。
 
 8月終了時点で、52本塁打を記録したバレンティンは、9月11日の広島戦で55号本塁打を放ち、シーズン最多本塁打記録に並ぶと、迎えた9月15日阪神戦の第1打席に、阪神の先発・榎田大樹から左中間に56号を放ち、シーズン最多本塁打記録を樹立。同日は勢いのままに、第2打席でも2打席連続となる本塁打を放った。

 以降も出場を続け、10月4日阪神戦の第1打席で、先発のランディ・メッセンジャーからライトへ弾丸ライナーの本塁打を放ち、シーズン60号本塁打に到達。9、10月では8本塁打(内訳:レフト方向1本、ライト方向1本、左中間方向5本、右中間方向1本)を記録した。
 
◆バレンティン(2013)のシーズン成績
130試合、打率.330、145安打、60本塁打、131打点、OPS1.234(長打率.779+出塁率.455)

バレンティン、本塁打の状況別データ

◆月別成績
3、4月:8本塁打
5月:6本塁打
6月:11本塁打
7月:9本塁打
8月:18本塁打
9、10月:8本塁打
 
◆打球方向
左翼:15本
中堅:9本
右翼:4本
左中間:27本
右中間:5本
 

◆対戦チーム別
セ・リーグ
対巨人:8本
対阪神:7本
対広島:14本
対中日:10本
対DeNA:11本

パ・リーグ
対楽天:1本
対西武:1本
対ロッテ:3本
対ソフトバンク:1本
対オリックス:1本
対日本ハム:3本
 
◆球場別
神宮球場:38本
東京ドーム:2本
甲子園球場:1本
MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島:4本
ナゴヤドーム:3本
横浜スタジアム:5本
西武ドーム:1本
福岡ヤフオク!ドーム:1本
京セラドーム大阪:2本
地方球場:3本

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