【2022年最新版】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング6~10位。“平成の怪物”、ワールドシリーズMVPのスラッガーも

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 今年も開幕を迎えた2022年シーズンのメジャーリーグ。近年はコロナ禍の影響を受けて選手の市場価格は低落していたが、昨オフには鈴木誠也外野手がメジャー挑戦を表明し、シカゴ・カブスと5年総額8500万ドルの日本人野手最高額で契約。2年ぶりに新たな日本人メジャーリーガーが誕生した。
 

 
 これから、歴代日本人メジャーリーガーの最高年俸ランキングを紹介していく。時代によって1ドルの価値が変化する様や、日米の年俸格差、そして成功した選手の存在が後続の選手らの契約に与える影響を感じることができるかもしれない。(※年俸は『BASEBALL REFERENCE』と『Spotrac』を参照。1ドル110円で統一した。)

10位 松坂大輔


 
最高年俸:1033万3333ドル(約11億3700万円)
対象年度:2011年(ボストン・レッドソックス所属)

 
 2006年オフにボストン・レッドソックスと6年総額5200万ドルで契約した松坂大輔。1年目の07年は15勝を挙げてチームの世界一に大きく貢献し、翌08年は18勝を挙げるなど強い存在感を放った。

 しかし、09年はけがの影響で12先発にとどまると、以降も懸念されていた制球難が響き、不安定な投球が続いた。11年はわずか1勝、同年限りでフリーエージェント(FA)となった。

 オフにはクリーブランド・インディアンスとマイナー契約も、シーズン途中で自ら契約解除を申し出て自由契約に。直後にニューヨーク・メッツとメジャー契約を結び、14年は主にリリーフとして34試合に登板したが、先発に強いこだわりを見せたこともあり、同年オフに再びFAとなった。

9位 前田健太


 
最高年俸:1202万5000ドル(約13億2300万円)
対象年度:2016年(ロサンゼルス・ドジャース所属)

 
 2015年オフにロサンゼルス・ドジャースと8年契約を結んだ前田。基本給は1年300万ドルで、契約ボーナスを加えて8年総額2500万ドル、先発登板数、イニング数などの出来高条件を全て達成で1500万ドル増、トレード成立の際には100万ドル増など多額のオプションが付いた特殊な契約内容で合意した。
 
 1年目の16年から開幕ローテーション入りを果たすと、初登板試合では初本塁打を放つなど投打に渡る活躍で初勝利。以降も安定した投球を続け、32先発(175回2/3)を投じて16勝をマークし、同年の年俸は1202万5000ドルとなった。翌17年以降も活躍を続けたが、チーム事情と適性を加味してシーズン終盤からはリリーフへ。起用法に応える投球を続けた一方で、出来高条件の達成は困難なものとなった。

 すると、19年オフに先発投手の補強を図ったミネソタ・ツインズへトレード移籍。60試合制となった20年は6勝、防御率2.70、メジャートップのWHIP0.75をマークし、サイ・ヤング賞投票でも2位に入るなどさらなる飛躍を遂げた。しかし開幕投手を務めた21年は、故障の影響もあり、序盤から調子が上がらず。9月に右肘靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、シーズンを終了。22年中の復帰を目指し、リハビリを続けている。

8位 松井秀喜


 
最高年俸:1300万ドル(約14億3000万円)
対象年度:2006〜09年(ニューヨーク・ヤンキース所属)

 
 2002年オフにニューヨーク・ヤンキースと3年契約を結んだ松井秀喜。1年目の03年から3年連続全試合出場を果たした。打撃では3年連続100打点以上、04年には打率.305、31本塁打をマークするなど存在感を発揮し、05年オフに4年総額5200万ドルで再契約を交わした。

 06年はけがの影響で51試合の出場に終わるも、翌07年は143試合出場で打率.285、25本塁打、103打点と復活。08年には再びけがに苦しんだが、09年はレギュラーシーズンでもまずまずの活躍を見せ、地区優勝に貢献した。ポストシーズンを勝ち抜いて迎えたワールドシリーズでは打率.615、3本塁打、8打点の活躍で打線を牽引。チームは世界一、自身はシリーズMVPに輝いた。
 
 契約満了となったオフにはロサンゼルス・エンゼルスと契約。打率.274、21本塁打の成績を残したが、調子の波が激しいことも起因し、1年限りでフリーエージェント(FA)に。以降はオークランド・アスレチックス、タンパベイ・レイズに1年ずつ所属するも、成績は下降。特にレイズに所属した12年はわずか34試合の出場にとどまり、同年限りで現役引退を決断した。MLB通算成績は1236試合出場、打率.282、1253安打、175本塁打、760打点、13盗塁、OPS.822となった。

7位 岩隈久志


 
最高年俸:1400万ドル(約15億4000万円)
対象年度:2017年(シアトル・マリナーズ所属)

 
 2011年オフにマリナーズと1年契約を結んだ岩隈久志。1年目の12年はシーズン中盤から先発ローテーションに食い込んで9勝を挙げ、2年契約で残留となった。
 
 13年は14勝、14年は15勝を挙げるなど先発に欠かせない存在となり、以降もマリナーズでプレー。15年には無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成、16年は自己最多の16勝をマークするなど活躍を続けた。

 しかし、17年はけがの影響で6試合の登板にとどまり未勝利。一度FAとなったオフにマイナー契約を結んだが、メジャー昇格はならなかった。

6位 福留孝介


  
最高年俸:1450万ドル(約15億9500万円)
対象年度:2011年(シカゴ・カブス、クリーブランド・インディアンス〔現ガーディアンズ〕所属)

 
  2007年オフにシカゴ・カブスと4年総額4800万ドルで契約した福留孝介。1年目の08年はオールスターゲームにも選出されるなど存在感を放ったが、終盤以降は調子を崩して途中出場の機会も増加した。同年は150試合に出場するも、打率.257、10本塁打の成績に終わった。
 
 09年以降もコンスタントに出場機会を得たものの、打撃では好不調の波が激しく、やや物足りない成績に。11年シーズン途中にクリーブランド・インディアンスへトレード移籍となった。

 オフにはシカゴ・ホワイトソックスと契約するも、けがの影響もあってシーズン途中に自由契約。直後にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格はならなかった。

 
<1〜5位>
<11〜15位>
<16〜20位>
<21〜25位>
<26〜30位>
<300万ドル以上の選手たち>

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