見せ場なく終わった選手も多く…2019年の助っ人外国人選手の成績は?<パ・リーグ下位3球団>

 今季は福岡ソフトバンクホークスジュリスベル・グラシアル内野手が日本シリーズMVPを獲得するなど、チーム編成には欠かせないのが助っ人外国人選手の存在だ。近年では、メジャーリーグ経験のある選手も数多く来日し、1軍登録の上限である4枠を巡って競争も激しくなっている。
 
 今回も2019シーズンの助っ人選手の成績を振り返る。第3回はパ・リーグ下位3チームだ。また、表中の二重線以下はファーム成績となる。

ロッテ


 ロッテは、日本ハムから移籍したレアードがリーグ5位の32本塁打を放つなど期待通りの活躍。新天地でも「寿司」パフォーマンスは健在だった。投げてはチェン・グァンユウが自身最多となる44試合に登板し、ブルペンを支えた。
 
 また、途中加入のマーティンが52試合の出場で14本塁打をマークし、インパクトを残した。2020シーズン契約も合意に至っており、フルシーズンでの活躍に期待が集まる。
 
 一方で、昨季貯金11を稼ぎ出したボルシンガーは、4勝6敗と負け越し。防御率も4点台後半と安定感を欠いた。さらに新戦力のレイビンとバルガスは見せ場なくシーズンを終えている。

日本ハム


 5位に終わったチーム成績を象徴するように、助っ人の目立った活躍はみられなかった日本ハム。その中で奮闘したのは来日2年目のロドリゲスだ。今季は先発として3試合でQSを記録、リリーフでは13HP、1セーブと流動的な起用でも役割を果たした。
 
 しかし、昨季10勝を挙げたマルティネスは相次ぐ故障で1軍登板なし。セットアッパーとして期待されたハンコックも故障で帰国を繰り返した。バーベイトは15試合に登板したが、防御率5.63と数字を残せなかった。また、鳴り物入りで加入した台湾の4割打者・王柏融も、けがの影響もあり打率.255にとどまっている。

オリックス


 2日に公示された契約保留選手名簿に名を連ねたのは3選手のみ。打率.305、18本塁打、63打点のロメロは自由契約となった。
 
 名簿入りした1人目は、昨季9勝を挙げたアルバース。今季は2勝6敗、防御率5.83と精彩を欠いた。2人目は来日7年目ディクソンで今季はリリーフとして活躍し、守護神・増井が不調に陥った後半戦にはクローザーを担った。プレミア12では最優秀リリーフ投手にも選ばれるなど、来季も心強い存在だ。3人目は、中日からトレードで途中加入したモヤ。64試合で10本塁打を放ち存在感を発揮した。
 
 その一方、4番候補として期待された新戦力メネセスは29試合で打率.206と低迷。アンチ・ドーピング規程違反で出場停止となり、シーズン途中に契約解除となった。
 
 2020シーズンは優勝候補にも挙がるだけに、今オフの補強は来季を左右する最重要課題だ。チームにフィットする外国人選手を獲得できるか注目が集まる。
 
 
パ・リーグ<西武・ソフトバンク・楽天>
 
セ・リーグ<広島・中日・ヤクルト>
 
セ・リーグ

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