開幕戦大炎上の阪神右腕は別人に、大物補強の巨人は明暗…前半戦のセ助っ人診断

巨人のアダム・ウォーカー(左)と広島のライアン・マクブルーム【写真:荒川祐史】

巨人のアダム・ウォーカー(左)と広島のライアン・マクブルーム【写真:荒川祐史】

新助っ人では広島・マクブルーム、巨人・ウォーカーの活躍が目立った

 プロ野球は球宴が終わり、29日から後半戦がスタート。セ・リーグでは首位のヤクルトが2位の阪神に11ゲーム差をつけ独走、2位から5位まで2.5ゲーム差にひしめく大混戦でペナントレースが再開する。そんな前半戦の順位に大きな影響を与えたのが各球団の外国人選手の活躍。ここでは各球団ごとに振り返ってみたい。

○ヤクルト
 守護神のマクガフはリーグ最多タイの25セーブと安定感が光る。サイスニードは、7月に予告先発だった試合が4度も延期、中止になる不運に見舞われたが5勝3敗、防御率3.71と先発ローテを守った。野手ではオスナが11本塁打、故障離脱していたサンタナは17日に約3か月ぶりに復帰した。

○阪神
 新助っ人ながら守護神に抜擢されたケラーが開幕戦で大炎上。続く広島戦でも敗戦投手となって抹消された。しかし、再昇格後11試合で防御率0.84と別人のような安定感を見せている。ウィルカーソンは5月の月間MVPに選ばれる活躍。野手ではロハス・ジュニアとマルテが不調も、7月に補強したロドリゲスが好スタートを切っている。

○広島
 アンダーソンは11試合に先発して5勝3敗、防御率3.54と安定。ターリーも22試合に登板して8ホールド、防御率2.08。野手ではマクブルームが打率.279、12本塁打、OPS.814と活躍したが、ファン投票、選手間投票ともわずかに届かず球宴出場を逃した。新たに補強した3選手ともしっかり結果を残している。

○DeNA
 エスコバーがリーグ最多タイ45試合に登板して23ホールド、防御率1.91の大活躍。クリスキーも好投していたが5日から故障離脱している。誤算だったのは、2年目の飛躍を期待されながら防御率5.43のロメロ。野手ではソトが打線の中軸を担っていたが、現在は新型コロナ感染で離脱中。今季まだ故障で出場のないオースティンの復帰が待たれる。

○巨人
 メジャー通算46勝の大物、シューメーカーは14試合に先発して4勝7敗、防御率4.38。昨季、32試合連続無失点を記録したビエイラが防御率9.82と大誤算の一方、防御率2点台で先発ローテを守ったメルセデスの活躍が目立った。野手では超大物のポランコを差しおいて伏兵のウォーカーが話題を独占した。

○中日
 シーズン前には、育成を除く新助っ人を補強しなかったことで話題を集めた。守護神のR・マルティネスは21セーブ4ホールド、防御率0.57とMVP級の活躍。17ホールドのロドリゲスは故障離脱中だが、後半戦の復帰が期待される。ビシエドは抹消もあったが、A・マルティネスを含め残った選手がしっかりと結果を残した。(Full-Count編集部)

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