【MLB】イチローの“引き際“をリッキー・ヘンダーソン氏も称賛「この幕引きは最高」

20日のMLB日本開幕戦で始球式に参加したリッキー・ヘンダーソン氏【写真:編集部】

20日のMLB日本開幕戦で始球式に参加したリッキー・ヘンダーソン氏【写真:編集部】

自身は44歳までメジャーでプレー「自分にとってレジェンドと呼ぶにふさわしい存在が彼だ」

 マリナーズのイチロー外野手は21日、東京ドームで行われたアスレチックスとの「2019 MGM MLB日本開幕戦」に「9番・右翼」で先発。この試合を最後に華麗なキャリアに幕を引くことになった日本の誇る安打製造機のラストゲームをスタンドで見守ったメジャー史上最高のリードオフマン、リッキー・ヘンダーソン氏はFull-Countの単独取材に「彼はこの競技にとってあまりに偉大な存在」と話し、45歳の決断に最大の敬意を払っている。

 MLB史上最多1406盗塁を記録したアスレチックスのレジェンドは20日のメジャー開幕戦で始球式の打者役を務めた。そして、この日は最強リードオフマンの後継者のラストゲームを悲しそうな表情で見守った。

「イチローがついに引退してしまう。自分自身の引退する準備を悟ることができるのは彼しかいない。彼は今こそが潮時と考えたのだろう。引退して別のことがやりたいと。彼は日本、そして、アメリカの球界に対してあまりに偉大な功績を残してきた。オールラウンドに偉大だった。自分にとってレジェンドと呼ぶにふさわしい存在が彼だ。我々としては、彼の決断を尊重するしかない」

 自身は44歳までメジャーでプレーした。50歳まで現役続行を常々公言するイチローの挑戦を後押ししてきたが、45歳の決断を重く受け止めた。

「リスペクトしてくれる人たちに見送られる。私も素敵な気持ちになった」

「イチローが引退する。我々はみんな寂しく思うよ。彼はこの競技にとってあまりに大きな存在だからね。一つの時代が終わったということ」

 すでに米国野球殿堂入りを果たしている偉人ヘンダーソン氏は、イチローが野球界に与えている影響力の大きさを誰よりも認めている。2001年のメジャー1年目にMVPと新人王を同時受賞。年間200本安打とゴールドグラブ賞、オールスター選出を10年連続で達成した。日米通算4367安打はギネス記録でもある。

 だが、東京ドームこそがレジェンドの最後にふさわしい舞台だったとヘンダーソンは語る。

「この幕引きは最高だね。超満員の東京ドームで母国のファンに最後の勇姿を見せることができた。そして、愛情を注がれながら送り出されたんだよ。リスペクトしてくれる人たちに見送られる。私も素敵な気持ちになったよ」

 レジェンドがレジェンドと認めるイチロー。ヘンダーソン氏も一時代の終わりを噛み締めていた。(Full-Count編集部)

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