日ハム栗山監督、10年目苦労人の投球に感動「チームの大きな勢いにつながる」

日本ハム・中村勝【写真:荒川祐史】

日本ハム・中村勝【写真:荒川祐史】

17年夏にTJ手術を受けた中村が2回2失点「感動がチームを前へ進める」

 日本ハムの栗山英樹監督が11日(日本時間12日)、2009年ドラフト1位でプロ10年目の中村勝投手に目を細めた。中村は今季初の対外試合となった韓国・NC戦では4回から3番手として登板。4回に暴投などで2失点したが、最速141キロの直球を軸に5回を無失点。2回を2安打1四球2失点だった。チームは5-3で逆転勝利。栗山監督は「1番目についたのは中村勝。俺もすごく感慨深かった」とし、「最初はバタついたけど、2イニング目は良くなった。ああいう風に感動するような姿が確実にチームを前に進める」と目を細めた。

 中村はプロ1年目の10年にチームではダルビッシュ以来となる高卒新人初登板初先発初勝利を記録。14年に8勝を挙げて飛躍が期待されたが、15年以降の3年間で計3勝。17年夏に右肘内側側副靱帯の再建術を受け、18年はプロ生活で初めて1軍登板ゼロに終わった。この日の投球について、栗山監督は「勝らしさが戻ってきた。すごく前に進んだ感じがあったと思う」と振り返った上で、「必ず今年は中村勝がなんとかしてくれると思って、このキャンプに来た。あとは結果を残して……本当に長かっただろうし、やるせないだろうし、自分の心の中で我慢してやっていくことはとても意味があること。そういう姿をみんな見ている。そういうのがチームの大きな勢いにつながると信じている。すごく感じるものがあった」と大手術から復帰した右腕の投球に感慨深げだった。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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