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田中将大VSカイケル、軍配はどちらに? 両投手に共通点、カギ握る「低め」 

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

リーグ優勝決定シリーズ初戦は「田中VSカイケル」 

 ヤンキースの田中将大投手が13日(日本時間14日)、敵地で行われるアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発する。相手は西地区王者のアストロズ。先発は2年前のワイルドカードゲームでも田中と投げ合い、勝利投手となったダラス・カイケル投手だ。この一戦を前にMLB公式サイトではデータ解析システム「スタットキャスト」を用いて両軍を比較。田中とカイケルの共通点などをレポートしている。 

 シリーズ初戦に先発する両投手についてMLB公式サイトは「数多くの低めのボールが予想される」と分析。今季レギュラーシーズンで2000球以上投じた100投手以上のうち、田中とカイケルの低めに集める制球力が群を抜いていることを紹介した。 

 同データはスタットキャストによるもので ストライクゾーンの下3分の1よりも低いゾーンに投げた回数がカイケルは全投球数の45.5%でメジャートップ。また田中は2位ウェイド・マイリー(オリオールズ)の44.7%に次ぐ3位で42.5%だったという。また田中の投げた低めのボールは80%以上がスプリットとスライダーだったことも紹介。記事ではこの低めに決まる2つの決め球のおかげで、田中の今季メジャーで3番目に高い空振り率(15.9%)を記録したこともレポートした。一方、カイケルの低めに決まるボールの53%以上はツーシームで、これによりゴロの山を築いたとしている。 

 2年前の一発勝負でも投げ合った日本人右腕と2015年のサイ・ヤング賞左腕。当時、田中が5回2失点だったのに対し、カイケルは6回無失点と好投を見せた。結果、アストロズが決戦を制している。低めのゾーンで勝負する両エース。シリーズの趨勢を左右する第1戦で笑うのはどっちだ。(Full-Count編集部)