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片岡篤史氏 つながり欠く阪神打線、ベンチが動きサインで選手のプレッシャー取ってあげることも必要

本紙評論家・片岡篤史氏

 ◇セ・リーグ 阪神0-1ヤクルト(2021年9月15日 神宮)

 【片岡篤史 視点】スミイチの1―0。プロらしい、ナイスゲームと言えた。

 つながりを欠く阪神打線だが、悪い時は悪いなりにベンチが動くのもありだろう。前半戦は個人の状態を上げていけば良いが、今は状態の良い選手を使ってチームが勝つためにはどういう選択がベストか?ということを考えていかなければならない。

 スタメンを並べ替えるのもそうだし、作戦も同じことが言える。不調な選手は責任を感じているのだから、時にはベンチがサインを出してあげた方が楽に感じることもある。ヒットエンドランや送りバントのサインで選手のプレッシャーを取っていってあげることも必要だろう。

 一方で、選手は練習の時からヒットエンドランやバントに対応できる準備をしておかなければならない。ここからの試合は、小さなプレーや1球の重みが勝敗に関わってくる。

 大山はどの打順にいてもチャンスが回ってくる、そういう星の下に生まれた選手だ。ただ、全ての打席で長打を狙う必要はない。8回の打席で四球を選んだが、あれでいい。今は自分が決めたい気持ちよりも、どうやってつないでいくかを考えるべきだ。大山に限らず各打者が打席の中でカウント、状況をしっかり整理して、最低限しなければいけない役割を果たしてほしい。その積み重ねが、1点、2点になっていくのだから。

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