チケット高騰のワールドシリーズ、一番安くても12万円…平均の最高額は第5戦

 【ニューヨーク=山本貴徳】25日(日本時間26日)に開幕する米大リーグのワールドシリーズのチケットが高騰している。第1戦は最も安い席で約800ドル(約12万円)だ。名門のドジャースとヤンキースが43年ぶりに最高峰の舞台で対戦するなど、注目度の高さが価格を押し上げている。

初めてのワールドシリーズに臨む大谷(中央)

 ロサンゼルスでの第1戦は、大リーグの公式サイトでは完売した。チケット販売サイトのティックピックでは一塁側の最上段付近が800ドル、バックネット裏は3万7000ドルを超える。別の販売サイト「TFL」によると、平均価格は第1戦が最も安くて1133ドル。最も高いのはニューヨークでの第5戦で1583ドルだ。

 ドジャースの大谷翔平選手、ヤンキースアーロン・ジャッジ選手という両リーグの本塁打王が対戦するのは1956年以来。ドジャース山本由伸投手は第2戦に先発予定だ。

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