大谷翔平、2三振2四球で2試合ぶり無安打…ドジャースは8回ダブルスチールも実らず

 米大リーグのワールドシリーズ進出をかけたナ・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)第2戦は14日(日本時間15日)、メッツ(東地区3位)がドジャース(西地区1位)に7-3で雪辱して対戦成績を1勝1敗とした。

メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦の7回、四球で出塁したがホームにかえれずに攻撃が終わりベンチに戻る大谷翔平(14日)=AP

 一番指名打者で出場したドジャースの大谷翔平は、空振り三振、見逃し三振、一飛、四球、四球で、5打席で無安打だった。インステップからサイドスロー気味に投げてくるメッツの変則左腕、マナエアに対して第1、2打席は連続三振。三回の第2打席はシンカーの連投に1度もバットを振ることなく3球三振に倒れた。4点を追う九回の第5打席には無死一塁からメッツのクローザー、ディアスに真っ向勝負を避けられ、敬遠気味の四球で出塁してチャンスを広げたが、ディアスが後続を三者連続三振に仕留めて、試合終了となった。

 5安打、11三振のドジャースは6番エドマンが3安打2打点、6番マンシーがソロ本塁打と気を吐いたが、大谷を含む5番までの上位打線がこの日は無安打。3点を追う八回には二死一、二塁でダブルスチールを成功させるなど奇策も飛び出したが、序盤の大量失点が重くのしかかった。

 大谷がポストシーズンでヒットのない試合は、パドレスとの地区シリーズ第5戦以来、2試合ぶり。前日はマルチ安打を放ったが、プレーオフは7試合で27打数6安打、1本塁打、5打点、5四球。ただ、三振が12個と多くなっている。(デジタル編集部)

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