大谷翔平、2年連続本塁打王・日本人初の打点王で2冠…週間MVPは2週連続
【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグは9月30日(日本時間1日)、ナショナル・リーグのレギュラーシーズンが終了し、54本塁打、130打点をマークしたドジャースの大谷翔平が2年連続の本塁打王、日本人初の打点王の2冠に輝いた。打率3割1分、197安打、59盗塁はいずれもリーグ2位だった。
エンゼルス時代の昨年9月に右肘を手術した大谷は移籍1年目の今季、打者に専念。9月19日に前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成するなど、メジャーの歴史に残る成績を残し、3年連続のナ・リーグ西地区優勝に貢献した。今月5日からはプレーオフの地区シリーズに臨み、2020年以来のワールドシリーズ制覇を目指す。
また、米大リーグ機構は9月30日、週間最優秀選手(MVP)を発表し、ナ・リーグはドジャースの大谷が2週連続で選ばれ、今季4度目の受賞となった。2週連続の受賞は2022年のジャッジ(ヤンキース)以来2年ぶり、ナ・リーグではマチャド(パドレス)以来、約4年ぶり。ア・リーグのエンゼルス在籍時を含め、通算では日本人最多を更新する11度目の受賞となった。11回以上の受賞は史上15人目。
対象期間の23~29日に25打数13安打で打率5割2分、1本塁打、7打点を記録した。
10/01 08:30
読売新聞