広島が月間20敗、リーグワーストタイ…9月初めは首位もCSピンチ「チームに本当の力がない」

9回無死、代打・ブライト(奥)に勝ち越しソロを浴びた栗林(29日)=東直哉撮影

 中日4―3広島(セ・リーグ=29日)――中日がアーチ攻勢で逆転勝利。八回に細川のソロで追い付き、九回は代打・ブライトのソロで勝ち越した。広島は救援陣が踏ん張れず、けん制死など拙攻も響いた。

中日に敗れ、月間20敗となった広島の新井監督(左端)(29日)=東直哉撮影

 広島は、野間の2度のけん制死で好機をつぶすなど拙攻がたたり、勝ち越した直後の八回に島内、同点の九回は栗林が一発を喫した。9月は5勝20敗。この日は 凋落ちょうらく ぶりを象徴するような敗戦だった。4日まで首位に立っていたが、今はクライマックスシリーズ出場も危ぶまれる状況。新井監督は「私の未熟さが一番、そしてチームに本当の力がないんだと思う」と悪夢の月間を総括した。

リーグタイの月間20敗

 9月の敗戦が球団ワーストだった19を更新し、リーグ記録に並んだ。

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