大谷翔平の盗塁が「58」に訂正…五回の二盗はボークで取り消し、山本由伸は6月以来の7勝目

 【デンバー(米コロラド州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は28日(日本時間29日)、敵地でのロッキーズ戦に1番指名打者で出場し、右前打で出た六回に二盗を決め、58盗塁となった。7月23日から35回連続の盗塁成功。試合前の時点で54本塁打を放っており、「54本塁打、58盗塁」に記録を伸ばした。

6回無死、安打を放つ大谷(28日)=片岡航希撮影

 大谷は5打数2安打で、ドジャースは13―2で大勝した。先発の山本由伸は5回4安打2失点で、6月1日以来の7勝目(2敗)を挙げた。

7勝目を挙げた山本(28日)=片岡航希撮影

 大谷は四球で出塁した五回、投手が投げる前にスタートを切って二塁に進み、一時は盗塁と記録された。その後、この場面は投手のボークだったと記録の訂正がアナウンスされ、盗塁は取り消された。

 大谷は27日、2001年にイチロー(当時マリナーズ)がマークした記録を抜き、日本人選手のシーズン最多記録となる57盗塁をマークしていた。

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