楽天・田中将大、1年ぶり登板で5回4失点…「積み重ねたものを結果で示す」決意実らず

 オリックス5―2楽天(パ・リーグ=28日)――先発として今季一軍初登板に臨んだ楽天の田中将が、5回93球を投げて6安打4失点と苦しんだ。

力投する先発の田中将(28日)=永井秀典撮影

 序盤は140キロ台後半の直球と多彩な変化球を駆使して要所をしのいだが、四回に3連打で無死満塁のピンチを招くと、犠飛やスクイズなどで一挙3失点。五回も太田に手痛いソロを浴びた。

 昨季終了後に右肘のクリーニング手術を行い、長期の二軍調整を経て約1年ぶりに戻ってきた一軍の舞台で「積み重ねたものを結果で示したい」と意気込んでいたが、その決意は実らなかった。

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