広島の野村祐輔投手、今季限りで現役引退…2016年に16勝で最多勝

 プロ野球・広島は27日、野村祐輔投手(35)が今季限りで現役を引退すると発表した。10月5日のヤクルト戦(マツダスタジアム)で引退セレモニーを行う。

 野村は岡山県出身で、広陵高(広島)、明大を経て2012年にドラフト1位で広島に入団。多彩な変化球と制球力を武器に、16年には16勝(3敗)を挙げてリーグ優勝に貢献し、自身は最多勝とベストナインに輝いた。通算210試合に登板し、80勝64敗、防御率3・53(9月26日時点)。野村は球団を通じて、「カープで13年間プレーできたことを誇りに思う。3度のリーグ優勝を経験させていただいた事は、とても大きな宝物です」とのコメントを出した。

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