プロ野球１シーズン５試合増でＮＰＢと選手会が協議…２０２６年以降の実現目指す

　日本プロフェッショナル野球組織（ＮＰＢ）と労組・日本プロ野球選手会（会沢翼会長＝広島）の事務折衝が１８日、東京都内で行われ、現行のレギュラーシーズン１４３試合制を５試合増の１４８試合制とする案について協議した。２０２６年以降の実現を目指す。

　ＮＰＢ側はコロナ下で球団の収益が悪化したとして、以前から各リーグ内の対戦を１試合ずつ増やす案を選手会に提案していた。

　選手会の森忠仁事務局長は事務折衝後に取材に応じ、「単純な試合増には反対。球界全体が潤い、ファンも喜ぶ、見せ方が違うものを何か考えませんかという話をした」と協議を続ける意向を明らかにしたが、「（代案の）イメージは今はない」と話した。