大谷翔平が週間MVP、今季2度目で通算9度目…打率4割5分8厘・4本塁打

先頭打者本塁打を放った大谷(20日)=AP

 【シカゴ(米イリノイ州)=帯津智昭】米大リーグ機構は24日(日本時間25日)、週間最優秀選手(MVP)を発表し、ナ・リーグではドジャース大谷翔平が5月第1週に続いて今季2度目の選出となった。ア・リーグのエンゼルス時代を合わせ、通算では日本人最多を更新する9度目となった。

 17~23日の対象期間中、24打数11安打で打率4割5分8厘、4本塁打、11打点を記録した。不動の1番打者だったベッツが死球によって左手を骨折したため、大谷は17日からは1番指名打者で出場を続けた。23日現在、今季通算の打率3割2分1厘、23本塁打はいずれもナ・リーグトップとなっている。

 大谷は人気でもトップを走っている。24日に発表されたオールスター戦(7月16日・米テキサス州アーリントン)の先発野手を決めるファン投票の第2回中間結果で、ナ・リーグの指名打者(DH)部門で177万3404票を獲得して1位をキープした。2位のマルセル・オスナ(ブレーブス)に83万票以上の大差をつけている。

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